2008年01月09日

Fedora8 PPC Networkインストール

正月の終わりに酷い風邪をひいた。

咳とかは出ないのであるが、熱と胃が気持ち悪くて
食事が喉を通らない。

丸一日何も食べずに寝込んでようやっと目が覚めたら少し
良くなってきた。

さておき、

前回の年末年始に、さんざPPC用のLinuxでもがいていたのだ。

通常自分は業務でも自分事でもRHELクローンである便利なCentOSしか
最近は使っていない。しかしながら、CentOSにはPPC向けのパッケージが
存在しない(厳密に言うとbeta版でのみ存在する)。

まぁ安定稼動を望んでいるとかでは無いのでbetaでも良いのかも知れないが、
今回の目的はPPCのLinuxをいじり倒すとかではなく、セカンドデスクトップ兼
ちょっとした家庭用サーバと言う程度の予定だったので、普通にリリース
されているものが良かった。

で、前回はあれこれ試行錯誤した上でPPC用ではそこそこ有名な
Yellow Dogを選択したのだが、普通にインストールすると、
インストール・パッケージが選べない、インストール後のGUIが文字化け、
と言う事であれこれFixしたりしていた訳だ。

Vine、SuSE、Yellow Dogと試した上でのYellow Dogで有ったが
正直今回の用途には一長一短な気がしていたのだが・・・。

良く考えたら日本でも情報の多いディストリで大事なものを忘れていた。

Fedoraである。

FedoraはRedHatが過去にはフリーでもリリースしていたRedHat Linuxの
成果を、より人柱でやってもらおうと言う趣旨の元に引き継がれた
言わば実験的なプロジェクトで、先進的なパッケージを積極的に導入し、
半年に一度のペースでリリースされ、約1年半でサポートも含めたサイクルが
終了する。そしてその成果物はRHELとなって商用のLinuxになるわけだ。

まぁそんな感じで取り敢えずはFedoraを使えば情報も多いし話も早いかと
思いISOイメージをダウンロードしようかと思ったが、Fedora7以降はISOの配布が、
DVDイメージしかない。当方のMacはCD-Rしか付いていないので、
どうしたものかと考えた。SuSEの場合はMini-bootと言うFTP経由でインストール
出来る軽いISOイメージがあるので良く使っていたのだけど、良くわからないので
CDイメージがあるFedora6を落とそうかと思ったが、当然Fedora6のサポートは
現行の8が出て一ヶ月程で終わってしまっているので、何だかである。

そう言う訳でFedoraのネットワーク経由のインストール方法をググってみたら、
まぁ当然かもしれないけどやっぱりあった

Resque CDを使ってbootプロンプトで"linux"と入れるだけ。簡単である。
PPCだとbootの画面が違うのだが、まぁさしたる問題でもない。

更に言語とキーボードを指定してインストール・ソースにFTPかHTTPを選択。
大体FTPサイトはどちらのプロトコルでもいけるので環境に合わせて。

この時点でNICを認識していないと、ネットワーク・インストールは出来ない。
PPC版では少なくとも内臓のはほとんど認識しそうだが、x86だとまぁ環境に
寄りけりなので、枯れたNICなんかを用意しておいた方がいいかも知れない。
NICを認識していれば、DHCPか手動でIPアドレス入力をすればOK。
IPv6は使わないのでここで無効にしてしまう。

今回は8を入れたいのでディレクトリを読み替えて、Fedora8のディレクトリを。
最初、KDDI研究所の方を使おうと思ったのだが、何度もインストール途中で
こけてしまったので理研の方を。理研でも一回目はこけたので何となくFTPを
HTTPに変えて再度実行したら上手くいった。

サイト名を"ftp.riken.jp"として
ディレクトリを"/Linux/fedora/releases/8/Fedora/ppc/os/"

とすればanacondaが立ち上がってインストールが通常と同じように進んでいく。
FTP版でもインストール時以外は重くは感じないので楽である。

これで簡単にPPC用の最新Fedoraを導入することが出来た。

しかし、Linuxはやっぱりサーバだけには勿体無いなと今回普通にGUIも
入れてみて改めて思ったりもした。

Fedoraもそうであろうし、最近Linuxでは一番コアな人気を持っているUbuntuも
そうだが、デスクトップ的な利用にはそれなりに力を割いているのである。

FedoraなんかもインストールのGUI自体が昔より格段に美しくなったし、簡単。
パーティションとか気にしないなら、Linuxはインストールが下手をするとWindows
よりも簡単なのである。

昔のRedHatなんかはGUIを入れると環境によってはXがやたら落ちたりしたが、
今ではそんな事も少ないし、快適に動くようになっている。
FirefoxにOpenOfficeが大抵のディストリで最初から入っているので、
すぐにブラウジングやちょっとした書類閲覧は問題なく行えてしまう。

どうしてもサーバ管理からLinuxに携わるとGUIを入れることを嫌う人もいるし、
確かに過去のそれは、先進的であっても実用的でなかったりしたのでそれも
良くわかるのであるが、もう十分実用レベルまで来ていると思う。

まだ試していないが評判の高いUbuntuのデスクトップも試してみるべきかもしれない。

今日も完全なる備忘録である。
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2007年05月09日

Apache + ImageMagick

ImageMagickはLinuxなどで動作する画像処理ソフトだが、
Movable Typeなどでエントリー内に画像などを挿入する際、
サムネイル表示を利用したい場合に必要になってくる。

ImageMagickは一般的なLinuxであればパッケージの選択、
もしくは任意で最初からインストールすることが出来る。
もっとも初期段階で入れ忘れても大抵のディストリで
RPMパッケージが存在するはずである。

今回はWEBDAVの項で書いたとおり、Apacheをソースから
入れたので初期インストール・パッケージを「カスタム」から
任意で選んで入れた。取り敢えずMovableTypeを動かすことは
視野にあったのでImageMagickも最初からチョイスしていた。

ところが、mt-check.cgiで結果を見ると
「ImageMagickがインストールされていません」と出てきてしまう。何故?

現状ではこのサーバにはPHPはインストールしていないがそれは
MovableTypeを通常動作させるには問題がないはず。
勿論適切なパーミッションなどを与え他の部分は順調に動いている。

取り敢えずインストール時に導入したのでRPMで入っているはず。
なので問い合わせコマンドで確認する。

# rpm -qa | grep Image

ImageMagick-6.0.7.1-16.0.3


確かに入っている。取り敢えず理由がわからないので
ネットを徘徊して理由を調べる。

ImageMagick自体はLinuxデスク上などから任意で
呼び出せる「一般的な画像編集ツール」だ。
僕はLinuxをデスクトップとしては利用しないので詳しく
わからないが、かなり高機能のようである。

その後、何処だか忘れてしまったのだが
「PerlやPHPからも呼び出すことが出来る」との記述を見た。

そうだ。

MovableTypeからImageMagickの機能を利用するという事は
Perl経由でImageMagickを利用することになる。
それには当たり前だがPerlのバインディングが必要になる。

急いでyumでImageMagick-PerlとImageMagick-develを
導入することとした。

# yum install ImageMagick-perl ImageMagick-devel

# rpm -qa | grep Image
ImageMagick-perl-6.0.7.1-16.0.3
ImageMagick-devel-6.0.7.1-16.0.3
ImageMagick-6.0.7.1-16.0.3


そしてmt-check.cgiを実行して
ImageMagickが使用OKな事を確認。

こんな事で躓いている自分がどうしようも無い。
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2007年05月08日

Apache2 + WEBDAV

このブログを自宅サーバに設置するにあたって、
当然OSをインストールしたわけだけど、
それに対する備忘録もここでは残しておこうと思う。

もし僕の稚拙な勉強情報を参考にしてくださるのは
有難い事ではあるのだけど、
全く以って信頼性のある情報では無いので、詳しく調べたい方は
他のサイトを参照されることを強くお奨めする。
当方では全く責任の持てない、言わばこれらは単なるノート、
備忘録にすぎない事を先にお断りしておく。

元々Vine LinuxかSuSE Linuxを自宅には導入することが多かったのだけど、
前者はカーネルや導入ソフトがやや古い事、後者はOPEN SuSEプロジェクトに
移行してからFedora Coreと同じような所謂「人柱」的な要素を感じ始めたので
(もっとも10.1の64bit版でPostfixの設定が全然思うようにいかなったのもあるが)
RHELクローンであるCentOSを無難に使うことにした。

Vineに関しては、最近4もリリースされたのでそれを使いたい気持ちもあるが
今回は諸事情からApacheをソースから入れた際、エラーを
出してしまったのでまた後日Vine4を検証してみたいとは思う。

今回の主な構成は下のような感じ。

OS:CentOS4.4 32-bit Version
サーバ:Dell SC420
HDD:320GB×2でソフトウェアRAID
回線:B-Fletsニューファミリー+固定IP
ドメイン:複数ドメインをWEBとメールで使用予定

先ずはApacheである。今回いくつかの理由でカスタマイズインストールを
行いたかったので初期導入されているRPMは利用せず、ソースから
インストールする事にする。

理由とは、WEBDAVにおけるQuotaみたいなものを利用したかったこと。
これに関しては佐竹さんの「ディスク容量制限パッチ」を利用させてもらう。
(本当に有難うございます)

先ずはApacheのサイトから
パッチのヴァージョンと該当するソースを入手。

ソースを解凍しつつ佐竹さんのパッチをApacheに
適用したいので下記のような感じで進行。

#tar xvzf httpd-2.x.xx

#cd httpd-2.x.xx

#patch -p2 < webdav-2.x.xx-quota-2.3.txt

これでWEBDAVに容量制限のかかったApacheソースが出来る。

そしてインストール・オプションを決めていく。

#./buildconf

正直僕はソースからのインストールが非常に苦手である。
Unixハッカーに言わせるところの典型的な「パッケージ依存症」
というやつだろう。現場でもRedHatオンリーなISP的
ホスティング用サーバ構築なんかばかりをやっていたので
本当にRPM頼りな人間である。
でもそれこそがRH系Linuxの簡単さでもある。
ソースや依存にビクビクしなくても導入
出来ると言うのは現場ではやはり安心感がある。

まぁそうは言っても今回はWEBDAVの件の他にもうひとつソースから入れる理由がある。
それはsuExec環境を「/var/www」のようなデフォルト環境ではなく、特定の
ディレクトリで行いたかったのだ。つまりバーチャルドメインでのsuExecへのスムースな
対応である。他にもやり方があるのかもしれないけど、当方は良くわからないのと
どちらにせよWEBDAVの件でソースから入れる事としたのでConfigureで必要な
オプションを付けていく。

#./configure \
--enable-modules=most \
--enable-mods-shared=all \
--enable-ssl \
--enable-suexec \
--with-suexec-caller=hoge \
--with-suexec-userdir=public_html \
--with-suexec-docroot=/test \
--with-suexec-logfile=/usr/local/apache2/logs/suexec_log


何か重複してる感じもするが取り敢えず
パソコンおやじさん辺りのサイトも参考にし、
自分の環境に合わせて適宜変更。

suExec関係のオプションではデフォルトのsuExecユーザやディレクトリを指定。
特に個人的にはディレクトリ指定が肝。suExecの場合、この指定ディレクトリ
以外ではUser_dirを除いて(http://hoge/~User)suExecで任意のユーザで
動作しない。「suexecusergroup」を用いても指定ディレクトリ配下でないと
suExecで動作しないのだ。これはバーチャルホスト利用時に大きく関わる。

とは言っても当方が合ってるかどうかも全く心許ない。
詳しくはApacheサイトのsuExecのページで。

取り敢えずどんどん進行。

#make

#su

#make install


これでインストール完了。「/usr/local/apache2/bin/apachectl start」
として動作確認。confファイルは/usr/local/apache2/conf内に
httpd.confとextraディレクトリにバーチャルホストやWEBDAV、SSLや
User_dirなどに関するconfが存在する。適宜設定した上で
httpd.conf内の利用する部分をコメントアウトしていく。

取り敢えずextra内の「httpd-dav.conf」をそのまま利用し、
最初に書いてあるconfを全て消して佐竹さんの
サイトを参考にしつつ自分の環境に合わせて書いていく。

DAVLockDB /var/lock/dav/DAVlock

Alias /davtest01 "/var/davtest"
<IfModule mod_dav.c>
DAVMinTimeout 600
<Directory "/var/davtest">
DAV on
#下記で容量制限。この場合は200MB
DAVSATMaxAreaSize 204800
Options FollowSymLinks
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
</IfModule>

そして動作テスト、クライアントから少しづつファイルを上げて
200MBを超すとアップロード時にエラーを返すか確認。

取り敢えず上手くいった。後は必要に応じてSSLの設定なども。

posted by cafebleu at 02:41| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | Linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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