2013年07月07日

何かを使い果たして、そしてこれからどうしようか

すっかり寡作になってしまったが。

いやはや、ここ数年毎度書き出しは仕事が忙しいとかそんなのだけど
それにしても今期は物理的な移動や課された件が重かったし、それは
単に技術力やコミュニケーションでカバーできるものでも無かったので
本当に疲弊感のある1年を過ごしている。

もう一つは自分が改修したり、一から作りこんできたものへの決別というか
それをどうやって人に手渡すことが出来るのか、正直仕事の疲れと別の次元で
大きなストレスを最近感じている。

正直自分がやって来たことは得意な分野だし、6年近く同じ職場にいれば
勝手も分かりきっているので、少なくとも今の会社で自分より担当している
パートに詳しい人間なんて居ない。伊達に遊ばないで20代後半に努力して来てないからね。
いや、遊ばないのではなく、遊んでるの、一人で機器とね。

そうでもしなきゃこの先が見えなくなる位の危機感も有ったし
(まぁ好きに生きてきたから自分のせいだけど)
やはり義父の死去が僕に与えた影響って大きいような気もする。

とは言え、僕は自分の仕事が大好きなので、暇が有れば家のルータのConfigだって
気が向けば変えたりしてる。趣味なんだよね、ITそのものが。
だからそれを下手の横好きにしないよう最低限のレベルは保っているはず。
いつも情報を集めたりしてる、と言うか無意識にそういう事が
頭に入るようになってる。そこは音楽と一緒。余程今となっては音楽で敢えて
得意じゃないジャンルとか聴くほうがしんどい。昔は勉強と思ったけど
音楽なんて人の勝手、好きなものしか聴きたくなくなってしまった。

やっぱりデレク・トラックスのギターに感心することは有っても無理して
ジャーマンプログレとかメタルを僕が必死に漁ることは無いし
最近流行りの何かを無理して知ろうとも思わない。
それはそれを好きな人達がちゃんと居るのだから僕が無理することではない。

僕は高野寛さんとライブで対面して、少し本人と会話が出来れば十分音楽を愛してきて
良かったと満足できるし、達郎さんのライブで圧倒的なヴォーカルに感極まれる
そんな感動が有れば音楽は事足りる。

でも、会社がそれを求めてない。人を操作しなさい、俯瞰しなさいと。
それは社会人の生き方としては至極真っ当で、年齢的にも当然の範囲か。
技術屋だけで生きているのも悪くないけど、そういう人材だけを求めるような企業でもないし
僕の年代に求められるのはここに居なくてもそういう事になる。

僕は立派な学歴がある訳でもなく、社会人になったのも20代後半から、
しかも最初はバリバリIT現場系だし、その後はベンチャーで好き勝手に。
技術なら自分次第でいくらでも磨けたかもしれないけど、社会人としての
研修とか、勉強とか皆無に近い。立派な人を迎えて受けるような社会人としての
人心掌握術を学んできたわけでは無いわけ。

だからここからは真にセンスで乗り切らなければならない。
センスというのが正しいかわからないけど、とにかく自分なりに解釈するしか無い。

だから僕なんかホントは何にも持ってないの。人の上に立てる人間でも
立ちたいわけでも無い。本当は孤高で友達も少ないし、一人でフラフラしてるような
そんな寂しい人間なわけで、一人っ子らしいひとりぼっちの視点を常に持っている。
そんな人間がこういう事になるのは何だか皮肉でも有る。

僕より才能や教育を受けた人間はいくらでもいるんだから。

でも、そんな自分に期待をかけてくれる人は居るのだから出来る限りは
全力を尽くすし、そこに公私もへったくれも無い。
大体僕は公私の境がそもそも周辺見渡しても曖昧な人間だし、趣味を
仕事にしたんだから覚悟はできてる。

それに最近私の上司になった人達は公私関係なく連絡する方なので
そこに合わせるというのがサラリーマンってもんだろう。
そもそも公私は別でと言いたいのなら余程大学前後で努力しないと
そんな事言っても周りは相手にしないし僕も認めない。
それを言えるのは自分自身が何処かで集中して努力した人なのである。

後は僕が苦労人だから努力したと言う人もいるけど、それもホントは言われたくない。
何かそう言われると、まるで僕が家庭に恵まれずひもじく育ったみたいだよね。
そういうの失礼だと思う。結局上から見てるのかと、そう思ってしまう。

昔身内にも「大学行ってない割にまともな考え方してる」って言われた時は
ショックだったし、そもそも大学行ってないとまともじゃないって失礼だよと
そう思った記憶だけが今でも心の奥で鈍く残り続けている。

家庭的に最後は色々有ったけど、僕は少なくとも子供の頃は両親の愛情を
受けて育って色々好きにさせてもらったし、バブル時代の事業主の子供だから
それなりに贅沢もさせてもらったと思ってる。小学生でモトクロスやらせてもらって
毎年スキーも連れて行ってもらって良い子供時代じゃないなんて親にも失礼だ。

ビートルズとギターを好きにやらせてくれた父親、離婚後の不安定期に
色々と面倒を見てくれた母親、義父に感謝している。

僕の生い立ちはさておき、人に何かを伝えるほどもどかしい事は無い。
引き継ぐと言うのにも範囲がある。僕は教師ではないので一から十まで
教えるのも正直ストレスを感じる。「そんなの自分でやる範囲でしょうが」と
言う部分はいくらでも有る。

でも、教えるのは好きではないのだけど、説明は得意なので、それがある意味
仇となってる。そんなのが人に評価されるのならSEではなくて、プリセールスとか
コンサルタントにでもなった方が良い。だってそれでお金が発生するものだから。

説明や準備をちゃんとするのは音楽時代の名残。音楽ではイニシアティブを取らないで
やってもつまらないので、僕は自分のやりたい方向性やスタイル、カルチャーから
アレンジまでいつも一本筋を通してた。つまり友人がくれた歌じゃないけど
エゴイストなのである。

音楽はそれで良い。そのエゴが有っても一緒に演ってくれる人はそのコンセプトに
のってくれる人なんだから。音楽でもエゴ、職人、アーティストとか色々属性が有るし。

でも僕は今の仕事のことも音楽も誰かに何かを教わったわけではない。
と言うか、ロックとかポップなんて普通教わらなくても出来るでしょう。
好きな人の真似をしている内に己のスタイルだってそれなりに出来てくる。

そう考えれば仕事も同じ。教わる事が悪ではないけど先ず自分で考えてみないと
血肉になる訳が無いのである。それが出来ないのならこの世界は向いてない。
モノ作りとは違うのだけど嫌いな人には出来ない世界、はっきりそう思う。
専門職とはそういう世界だと思う。

前も言ったけど、嫌いで音楽演る奴なんて居ないし、嫌なら辞めなさいと
誰もそんな音楽期待してないんだから。ITも嫌いならやらない方がいい。
毎日新しいことが出てきて苦痛になるだけ。

そういう意味で、僕のスタンスは音楽をやっていた頃と余り変わらない。
好きだから努力して解決策を考えてみたり、もう少し上達したいと思うこと
そういうアタリマエのことを考えている。そこに苦労人も何も関係ない。
苦労人だけがハングリーだとか努力するってのもある意味差別的だし
それはそれできちんと教育を受けて能力を発揮している人に対しても失礼。

要するに立場はどうあれ余り低い所に意識を置かないこと。
そこに生まれや育ちは関係ないと思う。

何だか仕事はやっぱり純粋に技術に向かってるよりはストレスがあるのか
こんな愚痴っぽいことばかりになってしまう。だからブログにも残し辛く
なってきているのだろうけど、こと仕事に関して言えば、僕が現場で右往左往
する最後の案件も終わった。皆の協力も有って無事にノートラブルで終えれた。

詳しい内容は言えないけど、今回の案件は物理的にも大きい話で
聞いた時から大変だなこれはと思っていたし、ノートラブルは難しいのでは?
と思うくらいだったのだけど、すんなり終わった。

手前味噌だけど、ベンダの選定も上手く行ったと思うし、何度も慎重に抜けがないか
確認したり作業をするため、東京と大阪を自由に行き来できた、またそれだけの時間や
金を与えてくれた事にも感謝している。

正直終わって半月くらい仕事をするのがしんどくて、初めて味わうような心境に陥った。
やれること、僕が得意な見落とさない部分を最大限使ったと思う。

仕事をやってきて初めて味わった「からっぽ」な気持ちを持て余しつつも
まだ次のことにアグレッシブに向かえるほどのモチベーションも無い。

そういう事自体が初めてだから戸惑いも有るけど、余り何もしないようにしてる。
実際はそこまで行かないけど、でも敢えて仕事も手を出さない。
まぁ人がどう言おうがそれくらいの構えで暫く過ごす権利は有ると思うけどね。

今までは転職した方が良いのでは?とか、今の仕事をどうやって効率よく
こなしていくの?と言う、言わばアグレッシブな疑問はいつも持っていたけど
今は転職とかも考えつつもそこまでしっかりとしたビジョンも持ってない。
さりとてこのままの気持ちで良いはずもなく、次は何をするべきなのか、何が
自分を駆り立てるのか、そんな事を思っている。

結局ここまでやってきたことをリセットして新しい環境にでも行かないと
もうそういう物は得れないのかもしれない。でもそういう時期なのか?と。

まぁ組織的に色々有りそうなので先ずは静観してみようと思う。
書いていてもやっぱり気の利いたフレーズも出て来なかった。

つまり、そういう時期ってことなんだろう。
posted by cafebleu at 03:51| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Days | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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