2010年01月30日

彼是

年末はライブなどで慌ただしく過ごしたものの、
年の瀬と正月は比較的静かに過ごした。

ここ数年、年末年始は何かと慌ただしかったので
猫と二人きりで過ごす正月と言うのもそれはそれで好しと。

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隙を見ると人のダウンジャケットの中で暖を取る猫

新年は元旦早々ヲタレン元リーダとメイド喫茶へ、
更に一日空けて3日にも上京していた友人の案内で同所へ。

正直そこまで通いつめるマニアでは無いのだが、
そういう非常識な正月も悪くないかと。

そもそも今年の正月は帰省で人のいない東京の正月を
車でふらふらしながら満喫しようという計画だったのに、
年も迫った30日にいきなりミッションがおかしくなるから
目も当てられない。既にディーラーは何処もやってない訳で。

東京の正月の醍醐味をほぼ奪われて、猫と不貞寝でもしているか、
メイド喫茶に行ってアピールでもしてくるくらいしかやる事も無かった。

その話はどうと言う事では無く、最近思っていた雑感を。

想う事があって、90年代、つまり自分の青春時代の音楽を
聴き返している事が多いのだけど、改めて耳を奪われたのがドッジー。
90年代のポップ好きやUK好きならそれなりの知名度のドッジーである。

僕は事あるごとに彼らをエバーグリーンなメロディとハーモニー、
そしてロックな演奏スケールと幅の広い音楽性に対して評価してきた。
しかし、これも毎度言っているが、最高傑作を作る前にバンドが分裂
してしまうと言うこれ以上無い残念な事態に陥り、真のブレイクを迎える
事なく、UKポップブームの衰退に埋もれて行ってしまった事がただ残念である。

アルバムを追うごとに楽曲やアレンジの深みは確実に増していただけに
本当に残念なことではあるのだけれど、僕は彼らの全盛期にライブを
観れた事は今でも良かったと思っているし、本人たちが気さくで、ライブ前に
クアトロの付近をふらふらしていてサインを貰った事は忘れない。
(厳密には僕ではなくその時ちょうど『グッド・イナフ』のシングルCDを持っていた連れがゲット)

そんな彼らであるが、いつリリースされたのかは知らないけど、BBCよりラジオや
フェスで残した90年代のライブ音源がそっとリリースされていたのを知り
ゲットした。勿論国内版なんて存在しない程度のリリースである。


『So Far On 3 Wheels -Dodgy on the Radio-』 Dodgy

言わば、ビートルズの『アット・ザ・BBC』みたいな物なんだろうけど
正直ビートルズのBBC音源より遥かに感動した。
それは勿論躍動感のあるドッジーのライブがパックされていた嬉しさ
と言うのも有るけど、もしかしたらノスタルジアも加味されているのかもしれない。
クアトロで彼らを観た時に若い自分が純粋に感じとっていたもの。

リリースを目的としたものでは無かっただろうから、所々荒さはあるし、
PAのミスでフェニックス・フェスでの「イン・ア・ルーム」なんて凄い良い
グルーヴとラウドさなのに、ベースが途中まで聴こえないとかも
有ったりするんだけど、そんな部分も含めてとっても愛おしいコンピだった。

元々楽曲の良さは当時からUKバンドの中でもかなり上位にいると
思っていたけど、改めてこのモッドロック的な荒々しさも兼ね備えた
ライブでの演奏が心地よい。でも、ヴォーカルは線細めで、コーラスは
皆で頑張るみたいなところはとても微笑ましい。

何度聴いても「グッド・イナフ」はライトソウル感のあるポップのお手本みたいな
名曲だし、「イン・ア・ルーム」はライブで聴くとモッドな感じがするし、
「メイキング・モスト・オブ」なんて、鉄板みたいなブリティッシュ・ポップ。
初期の「ラブ・バーズ」もフーみたいな60s感でスタジオ盤以上に良い。


「In A Room」 Phoenix Festival 19/07/96

ドッジーは、ヴォーカル・ベースのナイジェルがドラムとギターの二人と諍いを起こし
脱退してしまい終わってしまった。97年頃の事である。
その後、残されたドラムとギターの二人はメンバーを補充しドッジー名義で
活動を続けていたようだが、当然ながら黄金期の成功からは程遠い。
それは当り前のことで、ベースのナイジェルが作曲もヴォーカルも担当していたのに
彼がいなければそれはドッジーであるはずも無いのである。

その後はどうしているんだろうと思ったけど、僕は既に音楽雑誌は読まないし
最近の音楽の近況なんて知らない。所がYouTubeを観ていたらこんな映像が、、


「Good Enough」 Live Carling Liverpool 26-3-08

何と08年にオリジナル・メンバーで再結成している。

現在まで活動しているのかは知らないが、09年のライブ映像なども
上がっていたので、英国内でツアーでもしていたのだろうか。

それにしても、特に新作も出ていないし、やっている楽曲も90年代当時の
物しか見当たらないし、既に懐かし物としての再結成の類だろう。

それはそれで構わないのだけど、比較的演奏のレベルを保ちつつも
ミュージシャンとして良い具合に枯れてきているギターとドラムに比べ、
一番才能を発揮していたはずのナイジェルが体型も含め一番不摂生な
感じに映った。体型はご愛嬌としても、声も余り出ていないし、肝心の
ベースの腕前も何だか当時より下がってしまったような気がする。

声が低い類のヴォーカリストでは無いから、多少の枯れは全然構わないと
思うのだけど、再結成と言ったって6〜70年代のバンドのように定年間近の
年齢になった訳でもあるまいし、恐らくまだ40歳前後な筈である。
声も指先も普通にやっていれば衰えるほどの年齢でも無いだろう。

その割にナイジェルには衰えを感じたのは少々残念だった。
トラキャンなんて世代は上なのにまだまだキラキラしてるんだから
頑張って勘を取り戻してもらいたいけど。

それでも日本に来てくれたら間違いなく観に行くけどね、来ないだろうけど。

ドッジーの話はまとめてその内しようかなとは思う。

全く話は関係なくなるが、最近コーヒーメーカーを買った。
元々一日何杯でもコーヒーは飲むし、眠れなくなる事も無い、
むしろ飲んでないとテンションが持たない、と言うか純粋にコーヒーが好き。

なので、家に帰るとインスタントとか飲んではおいしくないなぁ、と。
近年ではファミレスだってクレマ(加圧式の機械で出る表面の泡)が出るような
コーヒーが飲めるのになと思っていた。

自宅でもデロンギのコーヒーマシンとか圧力式の物は有るけど、メンテが
面倒くさいとか聞いていたので、簡単なのは無いかなぁと。

と言う訳で買いました。『ドルチェグスト』

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このコーヒーマシンは圧力式のコーヒーマシンだけど、何が良いって
コーヒー豆が一杯ごとのカートリッジ式になっている事。

専用のコーヒー豆が入ったカプセルがセブンイレブンで売っていて、
それさえあればそのカプセルをカートリッジに入れて抽出するだけ。
勿論カプチーノみたいなミルク系のコーヒーもこれ一台で出来る。

カプセルを買いそびれるとそれ以外は使えないけど、セブンイレブンに
行けば大概置いてあるし、ネットでまとめ買いすれば少しお得だし
英国ネスレ直輸入のオリジナルカプセルもネットだと買えたりする。

ランニングコストは結構高いけど、機械自体もセブンイレブンで買えるし
ポイント還元やナナコを上手く使えば時によって実質1万位で入手できる。

これ、本当に買ってよかった。自宅でおいしいコーヒーが飲めるのは幸せ。
逆に喫茶店でおいしくないコーヒーが出るとがっかり度が増した、確実に。

コーヒー好きらしくヘビーユースしてる、これだけ使えば意義が有ったかなと。
今の僕のひそかな一人の楽しみがこのコーヒーマシンで飲むコーヒーである。


・・・今は嵐の前の静けさかな、今年は色々変化が起きるのがもうわかってるので。

それは公私共なのである。仕事を取り巻く環境とか、それが変われば
私的な環境も変わる訳で。年末には東京に住んでるかどうかも分からないし、
その前に仕事環境はこのまま行けば人的にも変わってくるはずである。

まぁそんな話は取り敢えず今日は置いておく。
posted by cafebleu at 03:17| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Days | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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