2007年10月31日

空気を読んで、行間を読む

表題とは関係ないのだが、ブログや日記サイトの普及で今や”1億総作家”時代である。

時には毎日書く事を書かさず、少ない文や一言でも日々を綴ったり、あるいは
野球やサッカーなどに一喜一憂するようなもの。
自分のように内容の多くは日々そのものよりもその時に題材にしたいと思ったような
興味をコラム的に綴るもの。

それらを自由なフォームで綴れるのがブログなどの気楽さだし、ブログ時代以前と
異なるのは、例え本当に紙物の日記をつけていてもそれらは決して公開を前提と
していないのに対して、ブログ等は誰かに見られることを前提としたものになる。
これは意識的、無意識的であろうが絶対に心の何処かで潜在的にウォッチャーを
意識した内容、或いは書き方になるはずである。

また、ブログの存在を誰に教えるか、或いは近しい人には誰にも教えないかで、
その内容も変わるだろう。勿論偶然に見つけるという可能性もあるのだが。

むしろ誰にも教えない、誰か分からない不特定多数(少数?)の人に見てもらった
方が気楽な側面も有るだろうし、でも何処かで見てくれているというのが
書き続けるモチベーションの一つになることだって有るかも知れない。

また、普段の喋りとは違う人となりが伺えたりするのもブログの面白さでもあり、
普段はクレバーな人でも文では面白おかしかったり、逆に普段はおバカキャラ
なのに文才は唸らされると言う人もいる。勿論そのままと言う人もいる。

もしかしたらブログを捌け口みたいに使って嘘八百みたいな虚言を書いて
ストレス解消をしている人だっているんじゃないかと思う。ここら辺なんかは
創作の域に入ってくるので、ある意味能力である。

勿論現実でもブログでも嘘八百なんて言う人間も少なからず存在するが。

僕にとってブログとは「頭の体操」と「言葉の勉強」、そしてその時自分が
何を思っていたのか、何に凝っていたのか、もしくは勉強していたのかを
後で振り返る「備忘録」である。

ブログ時代、もしくはメール時代以前、当時の若者は口語に終始するようになり、
難しすぎるきらいはあるものの、日本の美しい文化の一つだと考えている
文語での豊かな表現と言うのはどんどん失われつつあった。

でも、僕は若い頃から一つの意味で多くの表現を持つ日本語は美しい言語で
あると考えていたので、文語と言うものを大事にしている。

小説なんかが一番面白い表現があるのだろうが、そんなにかしこまらなくても
例えば政治家なんかは回りくどい表現の宝庫であるので受け答えなんかにも
僕は注目している。いや、もっともそんな事ばかり注目している(笑)。

今日のニュースで舛添厚労相が会合をドタキャンして翌日にずらしたとか言う
記事があって、その理由を舛添さんはこう答えた。
「用事があった、忖度(そんたく)してください」

忖度・・・推し量るということだが、普通の会話では滅多に聞けない言葉である。

なので忖度して彼の発言をわかりやすく説明すると、
「色々あるのよ、まぁそこら辺は空気読んでよ」
って感じだろうか。最もこう砕いても結局理由はわからない。

あと、こんな政治家の発言だと、少し前だが安倍元首相の発言で、
当時の農水相がスキャンダルなどもあって突然自殺してしまった時に、
「慙愧に堪えない」とコメントしていたのを思い出す。

この時農水相が自らのスキャンダルがあったとは言え自殺してしまった、
その事に対する感想と言うか意見を求められた時に
「残念です、慙愧に堪えない」と答えたのである。

慙愧に堪えない、僕もこの言葉の意味をちゃんと知っていた訳では無いが、
要するに直訳すると「恥ずかしすぎて耐えらんないよ」って感じである。

この後、ネット上なんかで、
”農水相がスキャンダルで亡くなったから恥ずかしくて参ったよ”
と言う事になりはしないか?と言う意見が散見された。

なので「これって使い方間違ってるのでは」と言う議論になったのである。
でもそれは恐らく重箱の隅で、さすがに本人もショックであっただろうし、
その直後に答えているので「残念」の次に「私の無力さに」とか
「サポートし切れずに」とか入れば別に自分を責めている事がわかる。

こんな風に日本語とは勿体ぶった表現の宝庫である。
ここまでと言わずともそういう面白い言葉を意識的に使う事によって
頭の体操と国語の勉強ができるのもブログの良いところである。
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2007年10月28日

面接 ”ロー”

金曜は先週から続く面接ラッシュで午後に面接を会社内のサーバ等施設案内を受け、
何だかんだで夕方になり、帰ってきたその足で、所用で長野に向かった。

最も僕の理由は車を取ってきたかった事。今は母の車を使っているのだが、
自分の車もたまには動かさないとダメになってしまうので。

一旦寝て起きてすぐとんぼ返りで帰ってきたのだが、過酷な夏にオーバーヒートも
したので涼しくなるまでは長野に温存しておいたのにも関わらず、高速を飛ばして
東京に戻る途中に、高坂サービスエリアでコーヒーでも買おうかと思って車を
止めたらドアが開かない。いや厳密には開いてるのだが、まどがさんのふちに
引っかかっていて、それ以上力を入れると窓が割れてしまう。

僕の車は、ピラーレスのタイプで、ドアの開閉時に密閉性を高めるために
自動で少し上下する仕組になっている。それがドアを開けても動かないので
まどが引っ掛かってしまうのだ。何だろうと思い、窓をリモコンと言うかスイッチで
開けようとしたら開かない・・・。完全にうんともすんとも言わなくなった。

多分運転席側のパワー・ウインドウのモータが壊れたのだろう。それにしても
電気系のトラブルがこの車には良くあるな、と。この前もバック・センサーが壊れた。
それを夏の終わりに直したばかりなのに・・・。

まぁ走れないとかではないので、助手席から降りて、コーヒーを買って帰路に。
この日は偶然ETCを使ったから窓を開ける用も無かったが、僕はETCを仕事以外
ではあんまり使わなかったので、そんな風になっていたらディーラーにキレてたと思う。

とにかくまた修理に出す事になるだろう。楽器も車も手のかかる子はいるもので。

そんな話はどうでも良いのだが、週末までに複数回面接を受けたの言うのは
前にも書いた。そこで、嫌気の差す面接も、数回受けていると段々カタルシスを
感じるようになって”ハイ”になってくると言っていた。

それも道理で、最初は緊張感が支配する面接も、数回目には自分もこなれて、
相手側が聞く質問の中にも、お決まりのパターンなんかが見えてくるので
こちらが主導権を握れるような時間帯もあるのだ。

勿論主導権を握ったからといって受かると言うわけではないのだが。

つまり3〜5回目位までの面接はこちらも慣れてきて調子良く進むと言う事だ。

で、その後は最初に受けた会社の2回目の面接が始まったりする。
それを複数の会社でこなすと、あっという間に10回近い面接を受けていることになる。

こうなってくると、こちらもルーティンになって、テンションも最初ほどではなくなり、
逆に体調の状態なんかも気になったりして、段々”ロー”になってくるのだ。

今回は駅から遠かった上に、歩いて向かう途中に人事の人と話していて息が切れて、
いきなり上司の人間と話す事になった(当初は施設見学の予定であった)ので、
何だか終始ローテンションで「ヒューマンスキルと言う店で上手く対応できます」と言う
説得力の無いルーティン状態かつ震えるようなぼそぼそ声でしゃべっていた。
相手も「人間よりもルータが好きそうに見えるね〜」とか言っていた(笑)。

最後は「ぶっちゃけ雇用条件と給料は大事です」と言う面接にあるまじき言葉を
吐いて場の雰囲気を凍らせてしまった。

ま、こんな日もあるよねって事で。

とは言っても自分の生活を決める活動をしてるのだから少し立ち直らないと。

でも来週ももう少し面接は続くので”面接ロー”である。

蛇足だが、今日の日記は最初『This Is A "面接"Low』と言うタイトルにしようと
思っていた。そう、ブラーの名曲にかけてだ。

でもそれを更におバカにしたようなタイトルで日々進んでいるブログを思い出し、
自重することにした。

リーダーが煽るのでポールのDVDとそれとは関係ないけど
原田知世の新作がほぼ同時期なので待ち遠しい。
posted by cafebleu at 03:45| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | Days | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月26日

いびつな・・・ヘフナー(Hofner)

本来プレーオフについての私的な想いがあり、それを書いていたら
長くなったので続編を書いていこうと思っていたのだが、
ヲタレン・リーダー所有のヘフナーのペグが折れるという、とんでもない
コメントを頂いたので、比較的ビートルズネタでググると引っかかり易く
なっているこのブログでもそんな話を書いて広く情報提供を求めようかと思った。

それにしても驚いた。

ヘフナーのヴァイオリン・ベースは、フェンダーのジャズ・ベースや
プレジション・ベースのような物では無い。そんな事はいくら当方でも
リーダーでもわかってはいる。

また、所謂ヴィンテージ楽器や中古品であるならば、ペグと言うのは要注意点で
あり、70年代のリッケン・ベースに付いていたペグなどは、剥き出しになっている
歯車が経年によりいきなり”ボトリ”と落ちるなんて事もあるとは聞いていたが。。

勿論ベースとしては無理な構造をしている部分があるヘフナーとて
昔からオーナー泣かせなトラブルが各種あると言うのは聞いていたし、
リーダーだってそれは覚悟していたとは思うが、購入して2ヶ月程度の
”新品”で、いまだピカピカと綺麗に輝いているヘフナーがそんな事になるなんて
10年以上楽器を所有経験があるリーダーでも想像できないだろうし、僕も全く
経験が無い話だ。

最もペグの故障自体が経験が無いわけではない。
17歳の時に所有していたフェンダー・ストラトECはギアからペグの中心が
外れて飛び出してしまった事がある。理由は、弦を張った後、チューニングを
安定させるために強く上に引っ張りすぎたのが理由だった記憶がある。
ライブ直前の出来事だったのでかなり焦ったが、噛み合わせをよく見て戻して
直したら、事なきを得たのだ。

フェンダーのペグは比較的汎用品が流通しているので、その後ペグを同型の
物に交換して、父がフレットを滅茶苦茶に打ち直してしまうまで問題なく愛用
していた。

記憶では、ペグが壊れた事よりも、当時バンドを組んでいた幼馴染のドラマーに
何故だか強く怒られた事の方が印象に残っている。
「本番前になんで弦変えるんだよ!」と。。。確かにそうなのだが、
前日に5時間スタジオに入っていたし、当時はソロがとんでもなく長い音楽を
やっていたので弦はしょっちゅう切っていたのだ。

その方については以前の日記で触れているので興味があれば。

こんな風にギアを噛み合わせてあるペグはふとした拍子に壊れたりする事が
あるのも事実だ。それは仕方の無い事なのである。

但し、リーダーの故障はギアが壊れたとか、そんなものではなくて、
「折れた」のである。新品の楽器のペグが折れるなんて余程の事でもしないと
中々起きない。というか見た事が無い。

リーダーは自分なんかより弦へのアタックも柔らかいし、知ってる人は良くわかると
思うが、小柄でキュートな中性系の男子である。普段から乙女座らしく乙女チックな
行動が目立つし、華奢なヘフナーを購入してからと言うもの、日々大事にケアをし、
弾いた後は必ずチューニングを緩めてネックやペグに負担をかけないようにしていた様子。
弦だってほぼ純正と言うか、ヘフナー・ユーザ御用達であるLa BellaのDeep Talkin'
”ビートル・ベース”を使用している。最近050から始まるセットに変えた様だが、
そもそも039から始まる細いセットこそ近年に発売されたものだし、050のセットとて
ベース用の弦としては抜群に太いという訳でもない。

恐らくヘフナーに通常使う弦で最も太い部類だと、RotoSoundのミディアム用
ブラック・ナイロン弦位だろう。065から始まるこのセットはさすがに太めだが、
ショートやミディアム・スケールのベースでテンションを稼ぐために太目の弦を
張ると言う行為自体が別段珍しいものではないのだ。

まぁヘフナーには過酷なような気もするのだが。

そもそもショート・スケールとは言えヘフナー程弦に制限の多いベースも珍しい。
ラウンド・ワウンドなら、基本的にはミディアム・スケール用か、弦長によって
ショートの物で余り太すぎないものを張れば良いのだが、ヘフナーは基本的に
フラット・ワウンドを張るものなので、ただでなくとも少ないフラット弦の中で、
ヘフナーのスケールに合うものが本当に限られるのだ。
現在購入時にはラウンド弦が付いているが、以前はフラット弦だった。
その当時の弦がピラミッドの弦のようである。

ピラミッドの弦は日本では入手しづらい上に、音色に癖があるので必ずしも
ヘフナーのファースト・チョイスとは言われていない(練馬の某楽器店では推奨弦)。
また高価である。

基本的にはLa Bella(ラ・ベラ)の弦が現状では一番入手し易いだろう。
ラ・ベラのDeep Talkin'に”Beatle Bass”と言うヘフナー専用弦があるので
それなら間違いなく張れる。また、太さも細め(ポール使用のモデル)と太目が
あるので選択肢もある。しかしながらラ・ベラの弦、少なくともリーダーのベースでは
既に2セット分をこの2ヶ月で消費するほど切れているのだ。ベースでこれ程切れる
弦と言うのも全く聞いたことが無い。ヘフナー本体にも原因があるのかもしれないが、
それにしても高い癖に不安になる弦である。また、音色はともかくフラットにする際に
かける研磨も、安くて有名なダダリオのフラット弦などよりはるかに雑な研磨で、
傍から見ていても多少不安になる弦であった。ベース弦としては大御所なはずなのだが。。。

後は国産だと昔から、明記されてないものの「実はヘフナー仕様」として有名な
ヤマハのショート・スケール用フラット弦である。
もっともヤマハのショート・スケール・ベースは実際にはミディアムのスケールなので
ちょうどヘフナーとも合うのかもしれない。これは安くて質が良いと評判で、一度張ると
数年変えないなんていう人も多く存在する。値段も至ってリーズナブル。

他にはRotoSound(ロトサウンド)のミディアム用フラット弦も以前はラ・ベラと並んで
定番だったが、最近はほとんど流通していない。恐らく大阪の某ビーヲタ楽器店くらい
でしか買えないだろう。

安くて定番のダダリオだとショート用では長さが足りず(リーダーが証明)、
ミディアム用だとマシンヘッドに通す穴の部分が細くなってないので通らないとか。

と言う訳で、現状流通している中から選ぶとなると下記のようになる。

Pyramid Gold Short Scale [040-100] ¥14.000位 代理店の新星堂なら安く売ってる

La Bella Deep Talkin' "Beatle Bass"[039-096,050-100] ¥9.000位 比較的入手し易い

RotoSound RS77H [040-090] ¥6.000位 現在大阪某楽器店くらいでしか見かけない。

RotoSound RS88M [060-115] ¥6.000位 所謂”ブラック・ナイロン”弦。
指を弦に置いてもアースにならないのでノイズが難点。”ルーフトップ”なサウンド向け。

YAMAHA H-4010 [050-100] ¥2.000位 安さダントツ、古くは定番弦も最近は流通少なし。

と、この位しか選択肢が無いのである。元々近年フラット弦自体生産してない弦メーカーも
珍しい事ではないのだが、更に特殊スケール、ペグなどの要素も加わって、慎重に選択しないと
普通のショート用、ミディアム用弦が使えないのである。

色んな意味で”スペシャル”なベースなようで。

弦はとりあえず置いておき、早速ヘフナーとペグ折れ的な要素でググってみたものの、
思ったよりそんな案件は見かけなかった。
やはりトラブルも個体差の大きいヘフナーならではの出来事なのか。

蛇足であるが「ヘフナー ペグ 折れ」と検索すると、ペグそのものの話よりも、2chのスレで
よく出てくる自分のことを「折れは」と表現するようなものにばかりヒットしてしまう。。。
まぁ思ったより2chでもヘフナーについて語っているのだなと感心してしまうが。

そんな中でも気になったのが、テンションを稼ぐためにネックのヘッドに付けてある
所謂「ヘッド角度」と言うものである。

このヘッド角度、現在だとモデルによって最初から若干違う場合があるのだが、
それとは別に結構微妙な個体差があるらしい。
ヘッドに角度を付ける事によって弦のテンションを稼ぐと言うのはヘフナーだけの
事ではなくて、主にギブソン系のギターなどに良く見かける仕組なのだが、
これが異なる事によりテンションは結構違ってくるものだ。

角度をきつくすれば通常テンションは上がるもので、ヘフナーのように
ショート・スケールのベースであるならばそういったテンションはある程度有った方が
弾き易いはずなのだ。そうは言ってもヘフナーの場合は基本的に弦高が高いので
弾いてるときは思ったよりもテンションを感じるのだが。

テンションがきつくなると言う事はネックやペグへの負担も高くなるのは当然で、
そういった意味でも華奢なネックを持つヘフナーに必要以上の太い弦を張るのは
避けたほうが楽器のためなのは自明の理だろう。

そんな中で、個体差によりかなりテンションがきつく感じられるヘフナーもあると言う
情報を見かけた。これも個体差の場合と、単にメンテをちゃんとせずにネックが
反ってしまった中古品のヘフナーなんかで弦高が高くてそう感じる場合もあるようだ。

僕は他のヘフナーをほとんど触った事が無いので何とも言えないのだが、確かに
リーダーのヘフナーは思ったよりもテンションがきついような気もしていた。
さすがに買ってすぐにネックが完全に順ゾリする事も無いだろうから、ここら辺は
”ヘッド角の個体差”と言うことになるのかも知れない。

だとすると、今後もペグ折れに戦々恐々としながら弾いてるしかないのだろうか?

ペグまでも華奢ならばネックと違い他社製に交換すると言うのも一つの手である。
例えばゴトーのような国産ペグだと、ギアの精度も高いのでペグを変えただけで
チューニングが安定した、何ていう話を聞くこともある。

とは言ってもゴトーからヘフナーにぴったりなペグなど発売されていない。
そう言えば、Grecoが長年販売している定番コピー・モデルである『VB』シリーズ、
ペグはパッと見でもわかるほど違うものが付いている。ヘフナーのそれに比べて
VBのペグは回しどころも大きく、糸巻きの中心部もヘフナーに比べて太くて
ベース然として物が付いていたと記憶している。

しかし、あれでは何だか台無しである。

誰か、ヘフナーに詳しい人がいればペグが折れてしまうような症状について
対処などをご教授願いたいと思う。

何故うちのリーダーのベースとは言え、他人の僕がそこまで憂いているのかと
思われるだろうし、またしても同性愛疑惑をかけられそうな気もするが、
ビートルズ専科なバンドを始めてから1年弱、今まで手にしてきたような楽器では
覚えの無いようなトラブルや楽器独自の仕様に少々面食らっているのも事実である。
そういう思いは僕らには共通であるので、まぁ情報交換も兼ねてと思った。

後は、次の定職が定まったら、自分もヘフナーを買おうかと思っていたのだ。
僕はポール・オタクを自認していても、本来はギタリストなのでベースは余りポール
仕様にこだわっていなかった。でもやはり自分が愛するのは間違いなくポールで
あるので、ヴァイオリン・ベースは手元に置いておきたいものだ。

しかしながらリーダーのトラブルを聞いているといささか不安になってくるのも事実で、
そんな意味も含めて情報収集をしようと思いこの日記を書いた次第である。

PaulBBC[1].jpg
抜群に美しいシルエットなんですが、もすこし何とかなりませんか?ポールさん・・。
posted by cafebleu at 23:50| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Basses | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月24日

転職と面接

もう5社近く面接をしただろうか。

面接と言うのは精神力の鍛錬みたいな場である。
知らない相手に1時間ほどプレゼンテーションをする場だが、
まぁ集中力を一瞬で高めていく場でもあるので中々
疲れる1時間である。

それでも何度も面接をしてると、最初に受けた会社よりは自分が
どう出れば良いのかわかってくるし、職業柄必ず聞かれる項目も
あったりするので、そんな時にどういう風にアピールするかなんて
言うのも段々わかっては来る。

本音を言うとこう言う自己アピールが嫌いであるし、面接なんてやる前は
ブルーになるのだが、続けざまにやっていくと何だかハイになってくる。
「面接ハイ」とでも言うのだろうか。言わないか。

とにかく大まかにIT業界は会社が多すぎると思う。
今は第二次ITバブルなのだろうからそう言ったベンチャーもそれなりに
利潤が有るのかも知れないけど、いずれかは淘汰されるのではないだろうか。
結局インフラ系ともなると、仕事の多くは大手通信系とのコネクションが肝である。
そして大抵は人材、ソフトなどを問わずアウトソーシングで大手はそう言った物を
抱えるリスクをなるべく回避すると言うものではないだろうか。

なので探す方も会社名だけで「〜・コミュニケーション」とか「〜・トータル・ソリューション」
みたいなのばかりであるので、実際に言って見ないと規模が見えてこなかったりする。

今NEやPGなんかでは”フリー・エンジニア”と言うのが一つのキーワードになっている。
そこまでも正規社員よりは派遣の方が割も良く、決まった期間のプロジェクトや運用など
をこなす事でそれなりの報酬を得て、少し休んでまた働くみたいなのがあったのだが、
よりスキルを持っている人たちは会社に雇われる事を嫌い、個人事業主として、もしくは
少数のグループでSOHO的な物として業務委託で仕事を請け負う、まるでスポーツ選手
のような雇用形態が一番の流行になっているのだ。

もっともそれが優秀なエンジニアには一番収入が高くなるし、自己申告などの手間も
有るものの、自分自身が一つの屋号だと思えば良いのかも知れない。

ただ、今回僕はなるべくちゃんとした雇用を目指している。
そんな自分が個人事業主であると胸を張れるほど技術が有るとも思えない。

また、前職の会社が雇用こそ正規社員であったものの、会社自体が明日は
わからないありがちな小企業ITベンチャー、いや経営者がまるで「アドベンチャー」
をしない、つまり大きくなる前から左団扇で居たい様なタイプだったのと、
自分自身も親戚の紹介で、ノウハウの無かったこの会社にIT的な業務そのものを
アドバイス、企画するような立場でもあったので、ある意味業務委託に近いものが
あった。会社自体の福利厚生も決して良くは無かったわけだし。

そういった経緯もあるので、自分としても一度腰を据えて会社で”仕事をこなす”と言う
環境が必要な気もしていた。なので正規雇用であってもいつまでも出向や
アウトソーシング要員にされてしまう会社もそれほど興味が持てないでいる。

結果この趣向で面接をしていると技術者と言うよりは企画やプロジェクト・マネジャー
のような立場ではどうですかみたいな話になってきてしまう。

僕は名目として企画やプロジェクト・マネジャーであったことはまるで無いのだが、
余りに前の職場で一人で色々やらされ過ぎたのでそういう”浅くて広い”と言う
ある意味本望ではない守備範囲を知らないうちに身に付けているのかも知れない。

自分で言うのもなんだが、本当に営業力の無い会社で、結局重要な折衝は
自分が行かないと間違った説明をしてきたりするので最後は自分が
一から十までクライアントに説明する。帰ってきたら社内のインフラのメンテをして、
次の顧客への企画草案を書いて、更にASPサービスをやりたいけどASPの意味が
わからないと言うのでそれを社長に説明しながら「こういうことである」と教える。
そしてそれを適当に聞いて、間違った営業をしてくる・・・こんな繰り返しの数年。
そしてサーバをまた別途構築や検証する。そんなごった煮の日々だった。

いくら小さい会社とは言え、こんなのまるで本望ではないし、それなら自分で
起業でもした方が良い気がするが、そんな気は現状さらさら無いし、
そんな仕様説明を考えたり、書いたりしている時間が無駄で、小規模の
サーバ・サービスなら一人でもサブ・ビジネスとして試したって良いのだ。

でも結果としては思ったよりヒューマン・スキルに繋がった気もするので
悪い事だけ思い出すべきでは無いのかも知れないが。

僕はだからと言って小さい会社が嫌いではないし、実際面接したISP系
なんかで、5〜10人の少数精鋭のスタッフでプロバイダ業務を始め
ドメイン取得やホスティングなどのプロバイダに纏わる業務をある程度
おさえつつ、何処かにはベンチャーらしい”とっぽさ”をカラーとして
打ち出している会社にも行った。単なるネットを接続するプロバイダではなく
玄人志向の”ISPサービス”と言った所だろうか。自社の正社員だけで
そういった技術全てをまかなうのをポリシーにしているあたり志の高さを感じる。

ここの規模なんて前職とそうは変わらない。でもその中身には技術だけでなく
大きな違いがあるのだ。

こんなところでも働いてみたいが、まぁ僕が行けるかはわからないくらい高い
スキルが必要だろう。でも、こういうのに触れるのも勉強になる。

ヒューマン・スキルを結果として学んだ一方で、余りに技術系の会社として
経営者に基礎知識が無かった前の会社に居たせいで、多少自分でも
浦島太郎状態になっている部分もあったりして、ここら辺は鍛えなおさないと
いけないだろうなとは思う。

ITベンチャーの経営に必要なのは「アドベンチャー」出来る技術力、営業力、
企画力の最低どれか一つ、もしくは全てが必要なのではないだろうか。
そのどれも持ちえてなく、単に最初はお金があった、もしくは人の下で
働きたくないと言う動機だけでは難しいだろう。

まぁ面接が楽しくなってきたと言う話を書こうと思ったが前の会社への
不満噴出で終わってしまった。
posted by cafebleu at 02:02| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Days | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月19日

いびつなプレーオフ制度001

昨日はパ・リーグの日本シリーズ出場チームが2年連続で北海道日本ハムに決まったのと、
セ・リーグでも遅れて第二ステージである巨人vs中日が始まった。

パ・リーグではほぼ同じ仕組で2004年から導入されているプレーオフ、今年より
両リーグで開催される事となり、名前も新たに『クライマックス・シリーズ』となった。

正直プレーオフはプレーオフなのだから、そんなセンスのかけらも感じない名前を
つける必要があるのだろうかと疑問なのだけど、むしろ正面から「プレーオフ」とは
言い難いから『クライマックス・シリーズ』何ていう名前に落ち着いたんじゃないか?
そんな風にも思える。

僕は元々今の制度によるプレーオフには反対派である。
それは140試合以上を1年に渡って戦ってきたリーグ戦への軽視に他ならないからである。

更には今年のように両リーグとも1位から3位までが団子状態で、そう大きなゲーム差が
無いのならともかく、場合によって3位チームは貯金どころか借金を背負ってシーズンを
終える場合がある。もし、そのチームが短期決戦の勢いに乗ってプレーオフを制し、
日本シリーズまで制した所で、そのチームにどれだけの価値があるのだろうか。
そしてその年の大半において良い結果を残したであろう1位チームがそう言った晴れ舞台に
出場できないと言う事は、長きに渡って戦い抜いたシーズンには意味が無いと言う事になる。

これは恐らく”140試合を超えるリーグ戦”と言う物をルールにしている現行のプロ野球に
おいてはある程度正論ではないかと僕は思っている。

また、日本シリーズがオープン戦に近い価値と言う意味での単なる”ポストシーズン・ゲーム”
だと言うならそれも良いのかもしれないが、過去の日本シリーズにおける価値と言うのは
間違いなくそんな「単なる」ポストシーズンではなくて、1年戦ったチーム同士が最後の力を
振り絞り、知略を巡らし、実シーズンよりも短い当番間隔でエース級が故障も厭わずに
投げ続け、勝者には”日本一”と言う栄光が、敗者には涙が(時に87年の清原のように
勝者でも試合中に感極まる)と言う、短期決戦の真剣勝負であるはずである。

ただし、一流のアスリート達が魅せる「短期決戦」における集中力と言うのは素晴しい
緊張感を生むのもまた事実なのである。その点において確かにプレーオフと言うのは
導入されて以降、日本シリーズに準ずる筋書きの無いドラマを提供していると言える。

そこがとても難しいのだ。

実際に2004年からパ・リーグにプレーオフが導入されて以降、観客動員のような
商業的な要素だけで無く、内容においても非常に充実したものが多いのも事実だ。
このような濃い試合内容は、1年と言う単位で戦うリーグでは余り味わえない。

2005年のロッテは1位であるソフトバンクとのプレーオフを3勝2敗で制する。
特に最終戦の試合終盤における里崎の逆転タイムリーは先述したような
”短期決戦の集中力”が形になって現れた典型ではないだろうか。

この後ロッテは2位チーム(当時のルールではプレーオフを制すればリーグ優勝扱い)で
ありながらも、勢いに乗って阪神との日本シリーズを4連勝、しかも内3戦で10点以上の
二桁得点記録すると言う圧倒的な強さで日本一を手中に収めた。

これこそがプロが見せる「短期決戦の集中力」と言うものであったのではないだろうか。

続く2006年のプレーオフではやはり第2ステージでドラマが待っていた。
この年限りの制度となった、「リーグ一位チームに”1勝”のアドバンテージ」もあって
初戦を制した日本ハムは王手をかけていた。逆に後の無いソフトバンクはエース
斉藤和が登板、日本ハム八木との息詰まる投手戦を繰り広げていた。
0対0で進んでいたこのゲームは最終回に森本が内野ゴロの間にホームベースまで
駆け抜けてサヨナラ勝ち。これにより2連勝となった日本ハムがプレーオフを制した。

2004年から3年連続でプレーオフによる敗退を味わう事になったマウンド上の斉藤は
マウンド上で崩れ落ち、動かなかった。確か記憶ではカブレラとズレータに抱えられ、
泣きながらマウンドから運ばれていった光景が記憶に残っている。

こんなスポーツが生む筋書きの無いドラマこそが、短期決戦の魅力であると言えば
それも間違いないのだ。もし、単なるシーズンで斉藤がサヨナラ負けを喫したからと
言って、彼がマウンド上で泣き崩れると言う事は先ず無い事であろう。

こんな感動的な場面、他のスポーツでも見かけることがある。

少し前の話になってしまうが、2002年のワールド・カップ決勝、下馬評では決して
優勝候補といわれてなかった当時のドイツは、GKカーンの守りを中心に、ディフェンス
ラインは程好く統率され、そこまでも最小失点(決勝まで失点1)で決勝まで進んだ。
また、攻撃陣でもこのW杯で台頭し、現在では世界クラスの選手となったバラック、
クローゼに加えてビアホフ、ノイビルのようなベテランも渋い働きを見せていた。

しかしながらブラジルと当たった決勝では、全盛期のロナウド、ロナウジーニョに加え、
老獪なリバウドまでも元気だったブラジルの攻撃力の前に2-0で敗れ去った。

その後ゴールポストを背にして座り込む脱力したカーンの映像は、本人の身姿は
ともかく「敗れてなお美しい」スポーツ選手の筋書きの無いドラマを体現したものだった。

これとて国の代表を背負うW杯という要素や、一発勝負というやはり短期決戦の
生んだ様子だっただろう。別にブンデス・リーガの一試合で2-0で負けたからと言って
バイエルン・ミュンヘンのカーンが一々泣いているわけも無いのだ。

久々のスポーツ論は長くなりそうなので続く。
posted by cafebleu at 03:15| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Base Ball | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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